自転車の走行をアシストしてくれる電動自転車。ここではリミッター解除についてご紹介したいと思います。|電動自転車の比較と口コミ
乗り物を動かすエンジンやモーターには、スピードリミッターというシステムが組み込まれています。これは、運転する上での最高速度を制限する装置です。これによって、乗り物の速度の上限値が決定します。当然、その目的はスピードの出しすぎによる事故を防止する為です。電動自転車にも、スピードリミッターは付いています。
ここでは電動自転車のリミッター解除の情報と危険性についてご紹介します。
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電動自転車の場合、日本においては電力でアシストする割合は最大で50%となっています。50%になるのは、0~15km/hの速度の時です。15~24km/hの速度の場合は、速度の上昇に比例して補助比率が下がります。そして、24km/h以上になると、アシストは0%になり、通常の自転車と同じく100%自力で漕ぐという方式になります。これらの制限は、スピードリミッターによるものです。どれだけ速度が出ていても同じだけ電動によるアシストがあると、自動車並の速度を出せる事になります。そうなると、事故の可能性が飛躍的に上昇してしまいます。それを防ぐ為に、このようなスピードリミッターを備えているのです。ただ、このリミッターを外す事もできます。この行為は電動自転車においては法律違反とはなりません。リミッター解除を行うと、24km/h以上においても電動のアシストが得られます。その状態で思いっきり漕いだら、競輪選手並の速度で走る事も可能です。しかしながら、当然リミッター解除は危険です。それだけの速度で走れば、どのような場所でも危険が伴います。まして、公道では車両と衝突するなどの命に関わるリスクが待っています。また、バッテリーも早々に切れてしまい、はっきり言ってメリットはありません。リミッター解除は止めておいた方が無難です。
毎日使用する自転車。スーパーでの買い物、子供の送迎、通勤など用途は様々です。 そんな自転車の中に、電動で動く坂道でも疲れない電動自転車があります。バッテリーで駆動するモーターで自転車の運転を補助し、少しの力で走行する事が可能なとても便利なものです。 電動アシスト自転車やハイブリッド自転車と呼ばれる事もあります。 原動機付自転車、一般的に原チャリと呼ばれているものとは違い、運転免許が必要なく、通常の自転車と同じでヘルメットや保険(自賠責)の加入といった事も必要ありません。普段使用している自転車と全く同じです。 電動自転車は普段使われている自転車と法律的な面からみても自転車の範疇に入る乗り物という事です。 電動自転車の歴史はまだまだ浅く、古く(1800年代)から開発され使用されている自転車とは違い1993年にヤマハから発売されたのが最初と知られています。 最近街でよく見かける事が多くなりましたが、まだまだ一般的な普及度は高くありません。 電動自転車は速度が上がってモーターの補助は変わりないと思われている方もいるかもしれませんが、実は 15~24km/hの速度からモーターによる補助比率が下がっていき、24km/h以上速度が出た場合は補助がなくなるように設計されています。 あくまで自転車走行の補助が目的であり、安全面もしっかりきていされています。 電動自転車の基準としては、道路交通法施行規則第一条の三に記されており、人力と電動力補助の比率が最大で1:1となっています。 今後、日本の高齢化社会はますます進んでいくと思われます。 電動自転車はお年寄りの自転車走行を助ける手段として、また自転車になれていない方の補助として様々な面で大きな可能性を持った乗り物です。 当サイトでは電動自転車の選び方(メーカー毎の比較や情報)から注意点などをご紹介します。ぜひ電動自転車を生活に取り入れ快適なサイクルライフを過ごしてください。
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