全てを電力でアシストするフルアシストタイプの電動自転車

電動自転車には、通常の電力で漕ぐ力をアシストしてくれるタイプの物の他に、全てを電力で行うタイプの物があります。それは、フルアシストタイプの電動自転車です。フルアシストタイプは、アクセルを回すだけで勝手に自転車が動くという、自分で転がすのではなく自動で転がる車ですので、移動に使用する筋力は一切必要ありません。よって、足に筋力が著しく弱い状態のお年寄りの方でも、自転車に乗る事ができるのです。

ここではフルアシストタイプと通常の電動自転車との違いと注意点についてご紹介します。

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フルアシストタイプの電動自転車は、原付と同等の扱いを受けるので、公道を運転する事ができません。私有地のみの運転という事になります。ただ、それだと購入する意味があまりありませんよね。よって、ちゃんと公道を走る許可を得る方法はあります。それは、合法化する事です。合法化の処理を行う為には、まずミラーと反射鏡の取り付けです。ミラーは右のみでOK、反射鏡は後部に設置する事になります。もちろん、最初から付いているタイプであれば、あらためて取り付ける必要はありません。また、電源を入れた際に、ライトが常時点灯しなければなりません。これらの事を用意した後、今度は自分の住んでいる市町村の税務課に赴き、書類の記入を行います。購入証明書と印鑑、乗り物の写真を用意して行きましょう。写真は必要な場合とそうでない場合があるようなので、あらかじめ電話で確認しておきましょう。これらの手続きを終えると、原付ナンバーが交付され、公道でも走れるようになります。ただ、歩道は走れないので注意しましょう。

電動自転車について

毎日使用する自転車。スーパーでの買い物、子供の送迎、通勤など用途は様々です。 そんな自転車の中に、電動で動く坂道でも疲れない電動自転車があります。バッテリーで駆動するモーターで自転車の運転を補助し、少しの力で走行する事が可能なとても便利なものです。 電動アシスト自転車やハイブリッド自転車と呼ばれる事もあります。 原動機付自転車、一般的に原チャリと呼ばれているものとは違い、運転免許が必要なく、通常の自転車と同じでヘルメットや保険(自賠責)の加入といった事も必要ありません。普段使用している自転車と全く同じです。 電動自転車は普段使われている自転車と法律的な面からみても自転車の範疇に入る乗り物という事です。 電動自転車の歴史はまだまだ浅く、古く(1800年代)から開発され使用されている自転車とは違い1993年にヤマハから発売されたのが最初と知られています。 最近街でよく見かける事が多くなりましたが、まだまだ一般的な普及度は高くありません。 電動自転車は速度が上がってモーターの補助は変わりないと思われている方もいるかもしれませんが、実は 15~24km/hの速度からモーターによる補助比率が下がっていき、24km/h以上速度が出た場合は補助がなくなるように設計されています。 あくまで自転車走行の補助が目的であり、安全面もしっかりきていされています。 電動自転車の基準としては、道路交通法施行規則第一条の三に記されており、人力と電動力補助の比率が最大で1:1となっています。 今後、日本の高齢化社会はますます進んでいくと思われます。 電動自転車はお年寄りの自転車走行を助ける手段として、また自転車になれていない方の補助として様々な面で大きな可能性を持った乗り物です。 当サイトでは電動自転車の選び方(メーカー毎の比較や情報)から注意点などをご紹介します。ぜひ電動自転車を生活に取り入れ快適なサイクルライフを過ごしてください。

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